iSCSI Manager

iSCSI Managerとは?

NASは仮想環境の大容量記憶装置(ストレージデバイス)として広く利用されており、TerraMaster iSCSI ManagerではTNAS上に複数のiSCSI TargetやLUNを簡単に作成できます。利用可能な容量、権限、接続をグラフィカルインタフェースでカスタマイズできるため、さまざまな仮想環境の記憶容量ニーズを満たすのに便利です。

カスタムISCSI Target IQN

iSCSI Managerでは、複数のiSCSI TargetをTNAS上に作成し、識別しやすいようIQNをカスタマイズできます。各iSCSI Targetについて認証または相互認証を有効化し、アクセスセキュリティを強化することも可能です

ネットワーク管理ポリシーのカスタマイズ

ネットワークの利用効率を高めるには、iSCSI Targetの専用ネットワークインタフェースとチャネルを指定し、サブネットワークを他のサービスのネットワークから分離します。送受信する最大フラグメントサイズ(バイト数)を制限し、iSCSI Targetの転送効率を最適化することも可能です。

複数のセッション接続

複雑な仮想化アプリケーションのシナリオに対応するため、iSCSI Managerでは、ユーザーが各iSCSI Targetについて1つ以上のイニシエータから複数のセッション接続を有効化できます。しかし複数のセッション接続がイニシエーターの接続に柔軟性を与える一方、不適切な設定はデータを危険にさらします。このため複数のセッション接続はクラスター認識型のファイルシステムでのみ使用することが重要です。

性能と柔軟性のバランス

LUNは複数作成し、指定したiSCSI Targetにマウントできます。iSCSI ManagerはLUNストレージに関してシックプロビジョニングとシンプロビジョニングの両方の構成に対応し、シックプロビジョニングでは高いストレージパフォーマンス、シンプロビジョニングではストレージスペースの利用における柔軟性を提供します。

保護を強化

Snapshot技術は、LUNのスナップショットを保存し、誤操作や事故によるデータ損失を防ぎます。注意:Snapshotはシックプロビジョニングではサポートされません。

イニシエータのアクセス制限

iSCSI Managerのすべての接続したイニシエータは、デフォルトでLUNへの読み出し/書き込み許可を持ちます。しかし、組織のニーズに応じて各イニシエータのアクセス権限をカスタマイズすることも可能です。

低容量書き込み保護

LUNのストレージスペースが残り少ない場合、イニシエータがLUNにデータを書き込み続けると、LUNが壊れる場合があります。このためiSCSI Managerには専用の低容量書き込み保護機能が組み込まれており、LUNの容量が少ないときにイニシエータがデータを書き込み続けるのを防ぎます。