Direct Mounting of Data Drives

データドライブのダイレクトマウントとは何ですか?

データドライブのダイレクトマウントとは、ユーザーが外付けハードディスクをNASデバイスに直接接続し、ドライブの再パーティショニングや再フォーマットなしにネットワーク経由でハードディスク上のデータにアクセスできるストレージ技術です。以前のTOS 6システムや他の市販のNASデバイスでは、NASデバイスに取り付ける前にハードディスクのパーティショニングとフォーマットを実行する必要がありました。つまりユーザーが既存のデータをハードディスクに保持することはできませんでした。しかし最新のTOS 6システムのダイレクトマウント機能によってその状況が変わります。ユーザーはデータの入ったハードディスクをそのままTNASデバイスに接続(ホットスワップ)でき、再パーティショニングや再フォーマットなしにネットワーク経由でハードディスク上のデータにアクセスできます。この技術はデータストレージソリューションの利便性と効率を高めるものです。

データドライブのダイレクトマウントの要件

データドライブのダイレクトマウントを実行するには、所定の要件を満たす必要があります。ハードディスクをダイレクトマウントする際は以下にご注意ください:
1. TNASデバイスにTOS 6.0.xを実行するシステムドライブが1つ以上あること。これによりデバイスがダイレクトマウント機能に対応します。システムドライブは必要なバージョンのOSを実行していればHDDでもSSDでもかまいません。
2. マウントするデータドライブが所定の仕様を満たしていること。データドライブには3.5インチのSATAハードディスク、2.5インチのSATAハードディスク/SSD、M.2 2280 NVMe SSDを使用できます。この仕様によりデータドライブとTNASデバイスの互換性が確保され、データの転送と保存が正常に実行されます。
3. ダイレクトマウントはEXT4、Btrfs、EXT3、NTFS、ExFAT、and HFS+など特定のファイルシステムのみサポートします。データドライブをダイレクトマウントする前に、データドライブがそのいずれかのファイルシステムを使用していることを確認することで、TNASデバイスとの互換性とスムーズなデータ共有/アクセスが保証されます。
4.TOSシステムは単一ディスクの直接マウントのみをサポートしており、RAIDアレイに使用されたディスクの直接マウントはサポートしていません。RAIDアレイは、複数のディスクを特別な方法で構成したストレージ構造だからです。

データドライブのダイレクトマウントはどのように実行しますか?

1. TNASデバイスのの電源を入れ、正しく機能していることを確認します。M.2 NVMe SSDを直接取り付ける必要がある場合は、デバイスの電源を切り、SSDを挿入し、再び電源を入れます。
2. TNASデバイスのスロットにディスクを挿入します。正しく挿入され、接続が安定していることを確認してください。
3. TOSにログインし、[TOS] > [コントロールパネル] > [ストレージマネージャー] > [ハードディスクドライブ] を開きます。このハードディスク管理インターフェースでハードディスクを管理できます。
4. ハードディスクのリストから挿入したディスクを選択し、[マウント] ボタンをクリックします。これによりシステム内でハードディスクが使用可能になります。
5. [TOS] > [ファイル管理] を開くとマウントしたディスクのディレクトリが表示されます。「TOSデスクトップ上部のツールバーでファイル管理を選択する」各ディスクパーティションが独立したディレクトリとしてマウントされます。

重要事項

まず、ファイルシステムとマウント方式の違いにより、ダイレクトマウントのデータドライブのディレクトリにはTOSのACL(アクセスコントロールリスト)許可管理ルールが適用されません。つまりダイレクトマウントのデータドライブのディレクトリは、TOSユーザーやユーザーグループ向けに設定されたアクセス許可の対象ではなく、管理者だけがアクセスできます。
次に、データドライブをTOSのストレージプールに追加したい場合は、追加する前に手動でディスクをマウント解除する必要があります。
3番めに、データドライブは手動マウントにのみ対応し、自動マウントはできません。したがってTNASデバイスの再起動やシャットダウンの後は再び手動でディスクをマウントする必要があります。
これらの手順と注意事項に従うことで、ダイレクトマウントのデータドライブの正しい運用、およびデータの有効な管理とアクセスが可能となります。